●黒塗畳台
●金箔屏風
男雛は天皇陛下しかお召しになれない黄櫨染。女雛は丸文様唐織のとても格式高く伝統的なお衣裳です。
清甫のお人形は本着せで、男雛の足の組み方や女雛の後ろ姿などが自然な作りとなっております。殿の脚は足袋も履いています。
流備畳の飾り台に金箔張の屛風。雪洞は木製でLEDライトをともすと透かし桜が浮かび上がります。桜橘は厚みのある素材で柔らかい風合いです。
これぞ京雛といえる逸品です。
●小西清甫
創業明治22年 初代奥山弥三郎さん人形作りを始める。
昭和62年小西司郎さん四代目襲名
130年に渡る歴史と技が認められ平成13年京の老舗表彰を受ける。
京人形の伝統美を現代に伝える重要な作家。