1K3351＜清水 久游 作＞親王飾り 正絹上

●会津塗台屏風
●会津塗金箔押屏風
男雛は大胆な大柄花紋で光沢のあるベージュ色の正絹のお衣裳です。女雛には真赤な生地で大柄の鶴の文様をあしらっています。重ねには淡いベージュの雲立涌の正絹生地を使っています。お二人の色のコントラストが素敵で気品のある高貴なお雛様です。
屛風は金箔張の上に会津塗で透明なコーティングされており艶のある高級感が会津塗の黒台にマッチしています。
紅白梅は厚みのある仕様で柔らかな風合いが感じられます。

●清水久遊
1938年愛知県蒲郡市生まれ。18歳より人形師の道を志す。
1965年雛人形工芸士認定。
1986年有職工房「ひいな」を設立。
生地の裏打ちには“こうぞ”を使用し、100年先も愛していただける雛人形を製作している。
古典を大切にしつつも現代の感性を取り入れた洗練されたモダンなお雛様を作り続けている人気女流作家の第一人者です。