●木目調黒平台
男雛は天皇陛下の即位の礼にお召しになられた黄櫨染。一番格式高いお衣裳です。
女雛は雲立涌に向かい鶴文様。雲が沸き立つ様を表し永遠・無限を表す文様です。
木目調の黒台と金屏風の組み合わせは、横幅45cmとコンパクトながらも伝統ある格式高いお雛様です。
●小出松寿
1969年初代小出愛の孫、初代小出松寿の長女として大阪で生まれる。
幼き頃より父、小出松寿の傍らで「松寿の人形」を体得し、大学では史学研究に進み歴史への造詣を深め、
卒業後はファッション業界を経て色彩や美への感性を磨く。
2004年「小出愛」を継ぐべく工房に入社。人形の基本製作技術を学び「二代目小出愛」を襲名。
工房松寿の全商品の製品・企画を担当する。
2017年節句人形工芸士に認定。
2018年代表取締役社長に就任。
2021年父「小出松寿」の急逝により「二代目小出松寿」を襲名。
亡き父からの教えである伝統の技術「松寿の人形」らしさと彼女自身の経験と知識を融合した女流作家ならではの「優美で洗練された商品」を提供している。